実直で真面目が取り柄
愛すべき人がいます。「すべき」とゆう表現に注意。ええ、本意ではありません。だって全部親が仕組んだ縁談。
自分の意志、好みは反映されず、意にそぐわぬ方と結ばされ、嫌でも抱かれる日々。狂おしくも死ねぬ身が憎いけど、愛しちゃえと悟る。
でも旦那は、携帯電話を肌身離さない。根っからの仕事人、会社一本で生きてきた為、実直で真面目が取り柄だろう。逆に言えば退屈、会話も無く、彼はTVも見ません。読むのも経済新聞オンリー。まるで自宅がオフィスみたい。
だから気晴らしでも如何?と休みの日、デートへ誘う。けど纏める資料があると拒否。嗚呼、ビジネスを片時も捨てれぬ様子。
如何せん、好みの箇所が存在せず。顔や容姿は二の次としても、ぶっきらぼう、無口、常にスマホを離さないは、我慢ならぬ。
もはや後悔しても時遅し、故に美点を探すべき。美点…はぁ、やっぱ浮気無さそうなとこ位?